北海道の歴史・開拓の人と物語

北海道開拓倶楽部

琴似屯田150年

琴似神社の報徳神社修繕工事始まる

 
来年平成7(1995)年は明治8(1875)年に日本で最初の屯田兵村=琴似屯田兵村が設置されてから150年の慶節を迎です。この前段として琴似屯田兵村の鎮守琴似神社の境内社である報徳神社の修繕工事が始まりました。
 
報徳神社は
札幌の歴史・文化情報館」のサイトによれば次のような神社です。
 

報徳神社は、屯田兵が入植した最初に現在の琴似山の手2条1丁目に社殿を設けたもので、現在の琴似神社の創始です。ここには氏子中の靖国の英霊と琴似屯田兵二百四十柱が祀られています。

 
報徳神社の創建は明確ではありませんが、伝えられているところでは、初代の社は、幕末に箱館奉行が設けた石狩御手作場から材料が運ばれてきたといいます。
 
御手作場は江戸幕府が北方防衛のために開いた開墾農場ですが、伏古に設けられた石狩御手作場の主管は創成川を開いた大友亀太郎であり、大友亀太郎は二宮尊徳の直弟子です。二宮尊徳→大友亀太郎→石狩御手作場という関連から「報徳神社」になったのではないかとの仮説も考えられるところです。
 
令和6(2022)年4月26日、改修工事にあたって琴似神社役員、琴似屯田兵子孫会、そして修繕工事を担当する北一タカハシ建設の方々が見守る中、御神体を仮殿に移す遷座式が行われました。改修工事は秋まで行われます。
北海道開拓倶楽部は、琴似屯田150年記念事業に協力してまいります。
 

 
 
 
 
 
 
 
(こちらは動画です。クリックすると再生します)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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